pastScape  パストスケープ

 アートアイランズ TOKYO 2016 第6回国際現代美術展

[ レンズ、障子、その他/ Lens, Shoji (Japanese wood and paper window) etc.]

中世の秘められた技法であるカメラ・オブスクラの技術を応用した6種類のインスタレーションを制作。建物の周りの外の景色を、複数のレンズだけで、障子などに「逆さに」映しだします。人が突然現われたと思ったら、不意に消え、思わぬ場所からまた現われ、複数になる。実際の風景が重なり合い、新たな風景が生まれます。複雑な歴史を持つ江戸時代の建物、新町亭。沢山の風景を見つめていた窓。パストスケープは過去との対話を促すことを目的としたものです。現在の風景が、古い技術で再構築することにより、どこか現実感の乏しい不思議な風景へと変容します。時空間を横断するような世界を通じて、この場所特有の記憶へ想いを巡らせ、過去や未来と対話してみては如何でしょうか。